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■アドバイザー:杉井 克彦(すぎい かつひこ)先生/ファイナンシャル・プランナー

  • CFP®上級ファイナンシャルプランナー(株)ライフプランニングコンサルタンツ所属。税理士・社会保険労務士の資格も持ち、講演も多数こなすスーパープランナー。税金・年金・投資・保険ライフプランなど、様々な面から子育てママの相談にのります。

Vol.11 老後のための賢い貯蓄方法


 自分が将来に受取る年金額と、そのときの貯蓄額には誰もが心配なはず。ところが、満足のゆく年金額は公的年金だけでは賄い切れなくなると予測されています。そこで豊かで楽しい老後を過ごすためにも賢く貯蓄しましょう。


1貯蓄をするための財源探し


会員アンケートを見ると「将来のために貯蓄したいが出来ないのが実情」という声が多いですね。「今は水だけで過ごして将来に楽しくワインを飲む」ために、現在の生活をどこまで切り詰めるかは非常に難しいですよね。またお子様の教育費や住宅ローンを考えると益々複雑です。ではこの様な現状で貯蓄するための財源はどこにあるのでしょうか?

●現在契約中の生命保険料に無駄はありませんか?
●外食費が大きくないですか?
●住宅ローンや生命保険料は見直しましたか?など

見直すとたくさんあります。ただ、貧乏性にかかるような状況になるまで削るのは避けた方がいいでしょう。現在の幸せを必死に削って将来に持ち越しても、必ず楽しい将来が待っている保障はどこにもありません!(笑)

2老後のための金融商品とは?


現在の金融商品で共通して言えることは、預ける金融商品の利息利率が低いという事です。もちろん金利が高い商品はそれなりのリスクが伴います。では、どこまでのリスクなら覚悟して預ける必要があるのでしょうか?

ある程度の受取利息を手にするには、ある程度のリスクは覚悟しなければなりません。投資の理論では知られたことですが、金融商品は受取利息とリスクは必ずしも比例するわけではありません。受取利息が少ない金融商品でもリスクが大きい場合もあれば、リスクが大きい金融商品だから受取利息が大きいとは限らない。という常識を知っておいてください。

老後のための貯蓄では何%の利回りが必要でしょう?


受取利息の金利と積立額をまとめてみました。注意すべき点は、同額を毎月積立てても、少しの金利の変化で、将来の積立額に大きな差が生じるという点です。だから、およそ30年以上の積立て期間がある子育て中のご家庭では、貪欲に受取利率に虎視すべきだと思います。


では、どの様な金融商品があるのでしょうか?


老後まで長期間積み立てる時間があるという意味では投資信託(毎月積み立て型)・変額個人年金を選ぶと良いでしょう。普通預金や定期預金は生活費の6か月分ぐらいの金額にとどめ、将来に向けて少しのリスクを取ってでも前述の金融商品に移行していった方が良いと思います。読者の皆さん!「金融商品のリスク」よりも「長生きのリスク」の方が怖い時代はもうすぐそこまで来ていますよ!!

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